キングス 53(4-21.12-20.16-17.21-11)69 名古屋D [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#3並里成(172cm) – #0小林遥太(178cm)
#24田代直希(188cm) – #12中東泰斗(191cm)
#51古川孝敏(190cm) – #9安藤周人(190cm)
#33アイラ・ブラウン(193cm) – #24ジャスティン・バーレル(204cm)
#12ジェフ・エアーズ(206cm) – #5ヒルトン・アームストロング(211cm)
【観戦記】
高校生の大会と日程が重なっているので、まだ第1Qしか見られていないのですが…(汗)
1Qのキングスの低空飛行はメンタル面によるものが多いと思いますが、じゃーキングスの自滅かというと、それは違うと思います。
たとえば、マッチアップ。キングスはポジション通りマッチアップしましたが、名古屋Dは#33アイラ(193cm)に対して#5アームストロング(211cm)がマッチアップしていました。身長差18cm。
#33アイラは外のシュートを打ちたがる選手であり、キングスは#5アームストロングを外へ引っ張り出す必要があります。アームストロングはキングスのことをよく知る選手でもあり、こうした相手選手の特性や相手チームの意図をくみ取った上で、あえて身長差18cmのギャップを作り出していたと思われます。
よく見ると、#33アイラに対して離れて守っており、シュートチェックも本気で飛んでいないように見えます。外から打たせてますね。
また、12月以前の名古屋Dは、キングスとの対戦でスイッチを多用していたのですが、今日の試合ではスクリーンへの対応の仕方が変わっていました。平たく言うと、キングスのボールコントローラーに外のシュートを打たせない。なので、シュートセレクションが悪くなっていました。
以上の理由から、1Qのキングスの低空飛行は自滅ではなく、名古屋Dに仕向けられたものであると考えます。第2戦は出だしのメンタルも重要ですが、戦術面でも名古屋Dの準備を上回る必要があります。
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